辿り着いた宝物
saunality誕生ストーリー
来月で会社が倒産するかもしれない。
絶体絶命から生まれた「宝物」のストーリーを
ご紹介いたします。
どん底から最後の挑戦へ
本当にあったお話
OMOTENASHI SELCTION 2023-2024連続受賞
ANA機内誌掲載などの輝かしい実績
実は苦難の末に誕生した、わたしたちの宝です。
化粧品の誕生秘話とは思えない一風変わった、
"saunality"誕生ストーリーをご紹介します。
CHAPTER 01
はじまりは
駅前の小さなサロンから
創業当初のバックルーム事務所
わたしたちのはじまりは、
横浜・二俣川駅前のリラクゼーションサロン。
創業者の宗政は
転職を繰り返しているうちに失業。
共同創業者の松浦は
コロナ禍で自分のサロンが閉店。
絶望のなかで再起を期して、
小さなサロンをはじめました。
「明るくて幸せな未来を作る」
というビジョンのもと、
株式会社ソルテラスが設立されました。
幸いにも多くお客様から支持いただき、
笑顔の数がどんどん増えていきました。
前途も明るく 従業員も増え、
どんどんと店舗と事業を広げて行きました。
共同創業者の宗政CEOと松浦COO
CHAPTER 02
身の丈を超えた事業展開
大失敗で倒産寸前に
青葉台に開店した24時間ジム
「明るくて幸せな未来」を実現とはなにか。
心体の「美と健康」をサポートしたい。
それを叶えるための温浴施設を作りたい。
わたしたちはそう考えました。
理想的な温浴施設の構成要素のうち、
「リラクゼーションサロン」
「フィットネス」(シャワーなどに温浴施設と共通性)
といった事業を矢継ぎ早く展開しました。
しかし、この判断が失敗でした。
身の丈を超える事業展開を急ぎすぎました。
横道に逸れて美容室も展開したり、
むやみに増員し店舗を増やしたり。
その結果、内装・設備・システムから
労働環境など次々と問題が起き、
急速に膨れ上がった風船が破裂しました。
その結果、従業員の9割が退職しました。
開店して1ヶ月経たずに無情にも閉店
CHAPTER 03
今持っている力を出し切る
どん底からの再挑戦
創業者2人が自ら現場で店頭業務をこなしながら
初心に戻り事業再生に取り組んだ
創業時のサロン店のみが辛うじて生き残りましたが、
失意のどん底にありました。
「明るくて幸せな未来を作る」について、
思想的な温浴施設を作る夢は今でも変わりません。
反省をこめて全て考え直しました。
身の丈を超えた性急な展開をせず、
地道な努力と今できることに
集中することにいたしました。
薬学・生化学が専門の宗政と、
元ラガーマンにして理 学療法・生理学が専門の松浦。
二人三脚で事業を再定義し、
化粧品とフィットネスに集中しました。
フィットネスジムの会員様のご意見と
自社が持つ専門知識最大限活かした
化粧品を企画開発し、
真の「美と健康」の企業を目指しました。
学生時代の宗政CEO
抗がん剤・生化学研究に没頭していた
(2005年・東京理科大学にて撮影)
閉店したジムから器具を郊外の商店街の新店舗へ
ボディフォワード24兼本社の様子
創業時のサロンを含めて店舗を全て売却。
事業再生のための予算を捻出し、
郊外に化粧品開発室を備えた店舗を構えました。
小さいながらも温かみ のある店舗で、
会員数も少しずつ増えました。
店舗受付業務が終わった夜中に化粧品開発。
大変な作業量ではありますが、
お客様の笑顔が何よりの喜びでした。
事業再生の苦難の中、
私たちの支えとなったのはお風呂とサウナでした。
ある日、サウナ後に乳液で保湿している中で、
「肌が清潔になったのに乳液で毛穴が詰まる」
「保湿剤の油分で美容成分が浸透しにくい」
ということに気がつきました 。
このことがキッカケとなり、
サウナやお風呂上がりの素肌に最適な
スキンケアを開発することを決心しました。
開発費の予算を十分に確保するため
通販で小道具を購入し自前で商品写真を撮った
2023年5月発売・日本初の「サウナ用薬用乳液」
第1号製品"saunality 薬用ミルクローション"
自社のジムにはシャワー施設もあり、
開発に際し多く会員様のご協力を
いただける環境にありました。
専門知識・フィットネスジム・化粧品
すべての点が線になった瞬間です。
また、世界品質レベルでの生産を目指し、
佐賀県唐津市での製造も決まり、
ついに日本初の「サウナ用薬用乳液」を
世に送り出しました。